
プルポーズしたい人が居るので、婚約指輪を作りたいとお電話をいただいた介護士さん。
はじめのうちは婚約指輪の方向性で話を聞いていたのですが、アトリエ花風里ではダイヤモンドが飛び出す立爪の指輪より実は多くペンダントが出てることをお伝えしたのです。
プロポーズの時に婚約指輪が必要とは宝飾業界が作り出したモノと考えるアトリエ花風里では、何故結婚の時にダイヤモンドを贈るのか?を時代を遡り検証しています。
ダイヤモンドと結婚が結びついたのは500年に遡る愛の物語が始まりなのです。
この愛の物語の中心にあるのは、婚約指輪ではなく、ダイヤモンドなのです。
後からそのダイヤモンドを王室が結婚の証として指輪にして贈った事は事実ですが、スタートはダイヤモンドを研磨する事の強い愛、相手への想いなのです。
大きさや価格が先に来てしまう現代の結婚事情ですが、この純粋な愛の想いをお伝えし、理解して頂けたお客様には、ダイヤモンドを使っていれば、大小、高い安いは関係ない旨をお伝えすると、ペンダントを選択する方が多く出て来るのです。

出番の少ない立爪指輪
世の結婚してそうな女性で婚約指輪らしきものを着けてる方を見かけますか?
これが現実です。
子供が産まれると立爪のダイヤモンドが飛び出てるデザインは子供を傷つけてしまう事に繋がるので、その頃からタンスの肥やしになってしまうのですね。
そのうちサイズも合わなく、デザインも古っぽく見え・・・
男性からすれば、とても悲しいのです。
決して安くない買物をしたのに、身に付けてもらえない悲しさ・・・
女性の方は時々でも着けて一緒に外出してあげてくださいね。
彼女を守護するデザイン
私共が提案した、その介護士の作るネックレスのエンドパーツ(チェーンの最後に着いた飾り)は自分のイニシャルの中に彼女のイニシャルを包み込むデザインでした。
今では独自のデザインの浮かばない時のお客様の基本になってます。
表のデザインを考える方ももちろん居ますが、一粒ダイヤモンドにご予算を掛けれない方は、小さいダイヤモンドや誕生石等をデザインして使う人もいますよ。
ダイヤモンドの方が高いのでは?と考え、トップのデザインに地金を多く使うと、地金高騰の昨今、意外と高くついてしまう事もあるのです。
デザインやご予算についての兼ね合いはご相談ください。
お客様のご予算を最優先で考え、アドバイスしながら完成させていくのが私達アトリエ花風里の仕事でもあるのです。
物理的に無理な時はハッキリ無理とお伝えしますので、お気軽にご相談くださいね。
お話を伺っていた介護士さんは、既に彼女と同居をされるとのことでした。
友達が半年で結婚すると聞いて、早いね!と言っていた自分が3か月で同棲をはじめ、既に結婚に向けて準備してるとは・・・って照れ笑いを浮かべながら話してくれた、素敵な笑顔が印象に残ってます。
結婚までの時間
結婚に至るまでの時間は人それぞれです。
今までの実例で言えば、出会ってからであれば、実に30年と云う方も居ましたし、出会って3か月でお互いに結婚を意識してお付き合いしだした方もいらっしゃいます。
時間の長さではなく、時間の深さの方が人間らしくて面白いですね。
サプライズのプロポーズ案
彼女は美容師さんとのこと、彼がシャワーから上がると、いつも髪を乾かしてくれるそうです。
とても気持ちいいと仰っていたので、同じことをしてあげましょう!とお話ししました。
彼女がシャワーから上がったら、ドレッサーの前に座ったら、いつもされてることをしてあげてください。
その時、風で目を瞑らせたり、頭をマッサージして、うっとり気分で目を瞑らせて下さいね!と・・・
ふと目を開けた時に目の前にプロポーズの為に用意したペンダントと手紙があれば・・・
彼女の喜ぶ姿が目に映ったのか?その方向で準備を進めると仰ってました。
いつもされてる事を、逆にしてあげるのも、素敵なプロポーズの記憶に残りますね。
アトリエ花風里では、お客様と一緒にサプライズプロポーズを企画する事が多くあります。
お1人でどうしよう?と考えてる方はお気軽にご相談くださいね。