2人が結婚指輪の相談に来たのは昨年秋口のころでした。
今年の7月頃の挙式ですので、約10か月前から結婚準備をスタートさせたのです。
これ位の準備期間を見ると色々比較検討できるので良いですね。
結婚準備
結婚の準備期間をどれ位見たらいいのか?問われますが、半年以上の期間を取る方が良いでしょうね。
どんな結婚式のスタイルがあるのか?
自分達はどんなスタイルにしたいのか?
この2つを決めてから準備すると比較的スムーズに物事が決まると思いますので、覚えておいて下さいね。
素敵な演出はたくさんあるので、あれもこれもと迷いだすと、収拾がつかなくなって、思わぬ費用が掛かったり、纏まりのない結婚式になりかねませんので、ご注意くださいね。
そんなかんじでいつまでも決まらないのは、たいていは自分達の結婚式に対する考え方が明確にイメージできていないからだと思うのです。
あれも良いけど、これも良い!と・・・自分達がどう見られるか?を優先しているように思えます。
明確なスタイルとは?
何の為に結婚式をするのか?披露宴は何のためにするのか?を知ることですね。
特別レポートを参考にして下さいね。
婚礼事業者が知られたくないタブー 費用を抑えて素敵な結婚式にする方法
家紋の婚約ペンダントと結婚指輪
先ず、結婚準備としては取り掛かり易い指輪の相談に来られた時に私達のコンセプトに共感して頂き、婚約ペンダントを作る事になりました。
婚約指輪のアイデアも有ったのですが、やはり婚約ペンダントを選択してくれました。
お2人の名前の中にある、梅と笹の文字を取り、それを家紋的に使う事と、特別なブラウンダイヤモンドを使って・・・
一般的なブライダルにブラン運ダイヤモンドを使う人達は多くないと思います。
一般的なブライダルジュエリーを扱うお店がブラウンダイヤモンドを使う事をしないからですね。
何故だと思いますか?
理由は2つ考えられます。
1つは、結婚のイメージである花嫁の純白のイメージに近い色が無色透明だから
2つめは、ブラウンカラーよりも無色透明の方がダイヤモンドの評価的に高いため
そもそもダイヤモンドの評価はダイヤモンドを売ろうと考えたダイヤモンド業界が作ったもので有る事を知らないといけませんね。
なので花嫁の純真無垢を無色透明に結び付けるのは業界として当たり前のセオリーと考えるのです。
兄弟店のアトリエ100&1は、そもそも既成概念を壊すと云った意味を持つお店です。
社会における様々な業界の摩訶不思議な習わしに、いつも疑問を持っているのです。
もちろん私達アトリエ花風里もそのような考えを継承しています。
人間に対する偏差値教育よりも個性を伸ばす教育法の方が好きです。
ダイヤモンドの色も人間の個性と同じ考え方をすれば、偏差値で評価を決められる人間社会と同じダイヤモンドの評価の4cも完全とは言えない筈だと思うのです。
白人が偉く、有色人種が劣るなんて考える昔の考え方だと思いませんか?
因みにダイヤモンドの業界も白人社会が創り上げたモノですよね。
婚約ペンダントなので新郎から新婦へ渡すモノとして、新郎の家紋的な梅をエンドパーツにつける事にしたのです。
唯一無二とはこんなデザインを指すのではないでしょうかね。
結婚指輪には2人の家紋的な梅と笹をトップにアレンジして、ナチュラルのホワイトゴールドで仕上げました。
通常はホワイトゴールドもロジウムメッキを施し白く見える様にお化粧をするのですが、ナチュラルはそのメッキをしない自然な色そのものなのです。
プラチナの白よりは悪く言えば黒っぽい、良く言えば落ち着いているその色は、ほんの少し金色がみえ、夜のオレンジ系の明かりの下ではシャンパンゴールドにも見える不思議な地金の色なのです。
白い地金にも、金の地金にも合わせやすい、他の人と被らない色としても私共ではとても人気の地金です。
内側の文字に「We are」と書いたのは、指輪を並べた時にインフィニティマーク(永遠)自分達は永遠に一緒ですと宣言してる2人だけのオリジナル結婚指輪ウェディングリングに仕上げたのです。
ウェディングジャーニー
親戚が地方へと点在し、母方に台湾の親戚も居て、地方の親戚の中には高齢で長距離移動も大変なご老人も居るとのことでしたので、メインの東京では来れる人だけ集まって頂き、地方へは自分達が移動しながらウェディングジャーニーと称して結婚旅行も兼ねその様子を自分達のHPやブログに載せながら、結婚準備からスタートさせて、結婚後にも追加される様々なライフイベントを残していけたら、記憶も記録も残せる本当の意味での自分達だけの記録になるのではとご提案させて頂きました。
親戚同士が離れている場合、自らが動き、ミニ旅行を兼ねた会食スタイルもあって良いと思います。
台湾や中国などでは、新郎側・新婦側と二回披露宴を挙げる(確か?クイニン?)と云ったスタイルが存在します。
聞いたのが、20年以上前なので現在もそのスタイルが残っているかは判りませんが・・・
お2人は今もウェディングジャーニーを楽しまれてる事と思います。
楽しい記憶をたくさん残す事こそが、結婚生活に訪れる危機を2人で乗り切るための力になるのだと思います。
工夫すれば結婚準備も楽しく進めることを知り、素敵な記憶作りにしていきましょうね。
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