高校の同級生からの11年のお付合いを経ての結婚

2017.04.19
みっちゃまん
2人で指輪作り

金沢で結婚指輪を作りたいと電話が鳴ったのは一昨年のことでした。

 

男性からのご相談の時は、プロポーズが済んでいるかを確認する事にしてます。

 

もし未だだとか、ご予算的な事で渡して無い時には、手作りの婚約指輪なりペンダントを手作りしながら、その時の彼女への想いや、ご両親への想いを、制作中に話して頂き、その映像を残し、披露宴や二次会等で流すよう提案させて頂いております。

 

渡す時にはそれを手作りとは伝えず、新婦が受け取った婚約指輪や婚約ペンダントが新郎の手作りと知るのは結婚式当日、披露宴や二次会でのこととなり、プロポーズでの記憶を呼び覚まし、更に感動的になるからです。

 

新郎はこの提案をとても喜び、既に婚約指輪に変わるモノとしてペアの時計を用意していましたが、実行する運びとなりました。

手と手のエンドパーツ

手と手を重ねるデザイン

 

新郎が考えたデザインは手と手を重ね合わすような祈るポーズにも近いデザインでした。

 

2人のイニシャルがHとSなので、HandSでハンズになる事も理由でした。

 

イニシャルがHとSの方にはとても素敵なマークになると思いますよ。

 

その手と手を重ねたデザインにハートを彫りこむデザインをエンドパーツに使って、ペンダントに仕上げたのです。

 

相手に対する想い、イニシャルを使った隠れデザイン、とても想いの込められてるデザインですね。

 

婚約ペンダント

 

アトリエ花風里では婚約指輪の代わりに婚約ペンダントを渡す人が半数以上います。

 

女性の憧れは婚約指輪かも知れませんが、立爪の婚約指輪は赤ちゃんが生まれると、石が飛び出てるそのデザインからタンスの肥やしになる事が多いのです。

 

暫くは子育てに向かうので、そのまま着けなくなってしまうのです。

世の既婚女性で、婚約指輪を着けてる方を見かけませんよね。非常に残念な事なのです。

 

それより活躍の場が多いペンダントの方が実はとても使い勝手が良いのです。

 

結婚の時にダイヤモンドを贈る理由を知れば、ダイヤモンドが重要な事であり、決して指輪だけに絞られてる訳では無いのです。

それでも指輪に拘り、子育ての間も使える、ダイヤモンドが飛び出ないデザインにする方も居ますので、ご相談くださいね。

爪の無い婚約指輪

結婚の時にダイヤモンドを贈る意味

 

11年かけて愛を育む2人

 

2人の出逢いは高校時代です。

金沢出身の2人は高校時代からお付き合いがスタートしました。

 

その後、北海道の大学へと進む新郎の後を追い、彼女が北海道の大学へ行き、先に卒業した彼女はそのまま北海道での就職になりました。

 

未だ学生だった彼氏と、社会人の彼女は2年ほど北海道で生活をしていました。

彼氏の卒業で、東京のゼネコンに就職し、再び長距離の関係になりました。

 

私共に新郎から相談に来たのは、東京に就職して暫くの事だったのです。

2人の中では結婚は既に視野に入ってのでしょう、結婚指輪を金沢で作りたいとの相談だったのですね。

 

その時に来年の春以降、彼女が自分の住んでる横浜に来るとお聞きしたので、既に結婚準備に入ってるのだろうと感じました。

 

横浜のアトリエ100&1で婚約ペンダントを作り、2人で東京のアトリエ花風里に結婚指輪を作りに来た時は、彼女に対してはサプライズのペンダントの件もあるので「初めまして」と新婦には婚約ペンダントの事を手作りした事を知られない様に、新郎と事前の打ち合わせをしていた事を今でも覚えております。

 

11年の愛の育みは、とても素敵に熟していましたね。

 

新婦が北海道での新郎の親戚の事を話す時も、新郎の家族が親戚を含めとても良い関係を続けていて、自分を家族の一員として扱ってくれたお話を聞き、家族だけでなく、ご親戚同士も仲が良いとお話をお聞きし、家族の仲が良いことも、2人を結びつける必然に繋がっているのだと感じましたね。

お礼のお手紙

感謝の手紙

私共の知る限りの結婚準備の情報を2人に伝え、ウェディングドレスと新郎の礼服を作り、個人のウェディングプロデュースを紹介させて頂きました。

 

その後暫くして、お手紙が届いた時に素敵な結婚式だったことが想像でき、改めてお2人が幸せになられることを強くお祈りいたしたことを思い出しました。

結婚生活が上手くいくと云った条件に、どちらかでも家族仲が良いと云う事も重要な要素かも知れませんね。

 

結婚とは、家族と家族が一緒になる事であり、その代表がたまたま2人であるのです。

 

好きだから、愛しているから、ずっと傍にいたいから・・・様々な理由で結婚まで進む2人ですが、結婚を真剣に考える時に、相手の家族仲を知ることも、2人の結婚生活を占う意味でも重要な事なのかも知れませんね。

 

手作りの結婚指輪でも、婚約指輪でも、選択する方々の家族がとても仲が良いことが多いのも私達の提案する手作り指輪の誇りでもあります。

 

私達アトリエが提案する結婚指輪は、結婚生活の2人を見守るアイテム(愛Teamチーム)なのです。

 

様々な困難が2人に訪れた時に、結婚指輪に目がいった時に2人で作った時の精神状態を思い出して頂き、2人で力を合わせて、乗り越えて頂きたいのです。

 

アトリエ花風里とアトリエ100&1がお手伝い致します。

 

投稿者: みっちゃまん

アトリエ花風里店主、社会事業プランナー。 様々な業界や社会の縦割りな考えに疑問を感じ「既成概念を破壊する」をテーマに活動しています。 主事業のブライダル事業、宝飾事業の古い考え方から時代に合った仕組みを提案しています。

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