2人で作る結婚指輪の事を知らない
そもそも自分達(2人)で指輪を作るスタイルが出てきたのは未だ15年も経っていません。
手作りと聞いて、職人や宝飾デザイナーによる手作りと考える人達も未だたくさんいます。
私がこの2人で手作りする指輪の企画を始めた時には都内には1~2件でした。
今では、都内だけでも相当数の手作り指輪を名乗る手作りのお店が出てきましたが、NETで調べてみると価格で引きつける所が多いみたいで、私達アトリエ花風里や兄弟アトリエの100&1のように、何故2人で結婚指輪を手作りするのか?を定義してる所はあまり見当たりませんね。
手作り指輪を検討されてるのでしたら、単に作るのと、目的をもって作るのでは大きく変わります。
両方とも40~50歳以上で結婚に対して冷めている
これは過去、私共アトリエにご来店されたお客様の傾向ですので、全てか正しいとは言いません。
もちろん40歳をとっくに過ぎても私共で作られる方も居ます。
相談に来られて、色々話すのですが、どちらか片方が何の反応も示さない傾向があるのです。
青臭い事は必要ない、そんな面倒臭い事は必要ないとか・・・相手の手前、じっと反応を消すといった大人の対応なのでしょうか?
既に一度結婚を失敗した経験からも来るのでしょうか?若さのラブラブ状態を継続させたいとの気持ちが薄いように感じますね。
歳を重ねて、それでも手を取り合って歩いてる姿を見ると、そこには愛のオーラで包まれていて、とても感動を覚えます。
幾つになっても相手を想いやる気持ちが愛だと思うのです。
どちらか一方が結婚に対して計算がある
上のラブラブ状態を継続させたいと思う気持ちに連動するのですが、結婚することのメリットを愛してる感情よりも優先してるように思えるのです。
特に嫌いじゃないし、一緒にいる方が生活が楽だよね!?的な・・・
好きの感情を表に出さず、嫌いじゃないと表現する・・・
もちろん結婚してお互いが良くなる事を考えるのは良いことですし、当り前のことです。
言葉に出さなくても楽しく生活する姿を誰もがイメージする事は大切ですね。
そこには好きの感情が薄いのです。
この隠れた心理がどちらか片方にあると、2人で手作り指輪を作る事がとても重く感じるのでしょう。
後に、こんなはずじゃなかったと感じると思います。
2人で手作りする結婚指輪はとても重いのです。
歳を召して、老後も視野に入れるようになると、このメリット優先の傾向は強くなるみたいですね。
好きだと云った気持ちだけでは、結婚生活を継続させることが難しいことを経験してきたのでしょうね。
もちろん理解をしますので、それを否定はしません。
どちらにしても共に生活していくのなら、メリット優先の気持ちより、好きな気持ちと楽しく共に過ごすイメージを持ちたいものですよね。
自分に自信がない
どの様な人がその様な傾向が強いかと云えば、一概には言えないのですが、プライドが高そうで、態度はやはり実るほど頭を下げる稲穂とは受け取れないのです。
逆に言えば、自分ブランドを持っていないから、自分に自信がないから、他のブランドを身に付ける事で、虎の威を借りる人達のように感じます。
職業に対しても、自分は銀行員だから・・・とか、職業に差別をする事は無いですが、この様な自ら職業等を発する人は、だから何?銀行員は金持ってるぞ!と言いたいのでしょうかね?
これらも自分に自信のない、虎の威を借りる態度と言えるのでしょう。
私共でも何組も銀行員の方達の指輪作りを体験させて頂きましたが、誰ひとりそんな方はいませんでしたね。
人は自分の事はあまり客観的にみる事ができません。
まして自分のマイナス点を気づける人は稀です。
好きになってしまった相手も結婚前なら、マイナスを見出すことは稀でしょう。
給料が高いのか?経済的に余裕があるのか?来てやってる!感とか、見下すような態度とでも言いましょうか?
相方は純粋に自分達で手作りする意味を知りご来店してるにも関わらず、アトリエの隅々まで舐め回すようにチェックしたりする人もいます。
失礼をしてるとは考えられないのです。
一応、相方の要望に対する誠意として同行はするけど・・・と云った事なのでしょうね。
お客様は神様です。と言った芸能人がいましたが・・・セールストークでしょうね。
私共のスタンスとしては共に明るい未来に向かって、共に真面目に考えていけるか?がベースにあります。
私達との相性
もちらん私達が全ての人に対して好かれるとは思っていませんし、人間といえども動物なので、相性というのもあります。
どちらかと云うと強面の部類に入る私かも知れませんが、それは表面的な見え方で、内面は・・・チェックしてみて下さい。^^;
どんな人間も1/3は相性が良く、1/3は普通で、1/3は相性が良くないと考えて、割り切った方が、楽な場合もありますね。
ただ、アトリエ花風里にご来店されて、私共がこの2人は戻らないなと思うカップルは過去、数組なのはとても誇りに思う事でもあるのです。
私達の想い
どんなカップルに対しても、未来永劫まで結婚生活を楽しく過ごして頂きたい思いと、結婚指輪を2人で作る事の大事さを説き、幸せの記憶作りのお手伝いをさせて頂こうと考えています。
売上重視のお店よりも、お2人の未来の結婚生活を応援したい想いの方が強いのです。
その為、説明にも力が入る事も度々です。
それでも良いと考えてくれる未来のおしどり夫婦と共に幸せの記憶を作り続けたいと思うのです。
ご来店のお客様が自分の要望だけを伝えてくる場合があります。
手作り指輪は価格が安くできると考えてる人達に多いですね。
自分達は家を買うのでお金がないので、手作り指輪なら安く作れる筈と言われた時にはとても驚き、丁寧にお帰り頂いたこともありました。
私達はともに幸せの記憶を作っていこうと考えられるお2人に対してお手伝いをするのが仕事である為、度が過ぎる場合は、お断りさせて頂く事もあるのです。
商売なのに?と驚かれる人も多いのですが、共に良い結婚指輪にしていこうとの思いがなければ私共にすればお手伝いする意味がないと考えてしまう、商売とすれば非常に下手なのかも知れませんね。
それでも1/3の結婚を真面目に考えるカップル達の応援を本気でしたいアトリエ花風里の思いを変える事はできません。
結婚を真剣に考え、共に素晴らしい人生に前向きに取り組みたいと考えるお2人の応援をこれからもさせて頂きます。
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