最初に宣言させて頂きます。
アトリエ花風里では結婚指輪の事をウェディングリングと宣言させて頂きます。
以前のブログには正直、マリッジリングと書いてあります。SEO対策的にマリッジリングは外せないのです。^^;
宝飾業界30年の私ですら、平気で使ってました。
マリッジリング!いわゆる結婚指輪の英語名と思っていました。
ん?それの何が悪いの?と思う人も多くいると思います。
事実、日本ではマリッジリング marriage ring と多くのメーカーが使っています。インターネットでも当たり前にマリッジリングと謳ってます。
先輩たちもマリッジリングとウェディングリングの使い方の違いを説いた人もおられると思いますが、私は同じ結婚に関わる仕事をさせて頂いてる以上、私共アトリエ花風里のスタンスをハッキリとウェディング業界、並びに宝飾業界に対して発信していく事も私どもの小さな啓蒙と考え、ブログを挙げさせて頂きます。
日本では多くの人が、結婚指輪のことをmarriage ring(マリッジリング)と言います。
少なくても業界の人間で結婚指輪を扱う80%以上の方が使うと思います。
個々ではウェディングと使うと所もありますが、明確な理由と云うよりは見栄えやデザインによるものも多いと思いますね。
英語マリッジとウェディングの本当の意味
英語をネイティブに使う人ほど、マリッジリングと使う日本人の英語の不思議を感じていることでしょう。
結婚指輪は、正式にはwedding band(ウェディングバンド アメリカ) ・wedding ring(ウェディングリング イギリス&ヨーロッパでは使います。
英語でマリッジと使う時
marriage (結婚、婚姻、縁組)という意味で、感情的な含みは一切ない儀式的な時に使います。
英語でウェディングと使う時
かたや、weddingはwed (動詞): 結婚する、嫁ぐ、夫(妻)にする。感情的な含みを含み、親密に(永遠の絆で)結びつける、あるいは、堅く結びつけるとあります。 (参照:研究社・英和大辞典より)
違いが解りますか?
感情的な意味合いを持たない儀式的な使われ方がマリッジリング
感情的な意味合いを持ち、夫婦の絆を認識させるものがウェディングリングだったのです。
欧米では結婚指輪をマリッジリングと使わない事も、言葉そのものが存在しないという 理由はまさにここにあると考えるのです。
私もそうだったように、ウェディングリングに含まれる本当の意味をきちんと知ってる指輪屋さんは残念ながら少ないでしょう。
結婚指輪の本当の意味が、結婚してる証と回答している業界従事者が多く、本当に同じ業界に身を置く者として申し訳ない思いで、このブログを書いてます。
古くは宝飾業界の英語をあまり知らない方達が和製英語であるマリッジリングを使い、通じるし響きも悪くないから皆が使いだしちゃった事なんですよね。
計画的により、知らないで使ってたのです。
和製英語が悪いとは言いませんが、本当の言葉の意味を知ることも重要ですよね!?
だからアトリエ花風里では、本当の結婚指輪の意味を啓蒙し、結婚指輪は結婚生活を楽しく乗越えるためのアイテムだと定義しているのです。
結婚指輪(ウェディングリング)とは、まさに夫婦の絆を強く心に刻むために2人で手作りと考える、アトリエ花風里の結婚指輪の考えと近いと思いませんか?
まさに結婚指輪(ウェディングリング)が、夫婦の絆として身近で大切な存在になるのです。
結婚指輪を単なる儀式としての使い方よりも、本当の夫婦の絆と考えたいからこそ、アトリエ花風里では今後ウェディングリングに使い方を統一していこうと考え、ここに改めて宣言したいと思います。
でもたまには、マリッジリングも使うけど、それはSEO対策と許してね~^^;
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